「駅前なのに評価3.1」 JR金町駅前の再開発で何が起きているのか? 駐輪場・導線の使いにくさに集まる声とは

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東京・金町の3haに及ぶ大規模再開発が岐路に立つ。都内初進出の「MARK IS」は自動車学校併設という異色の構成で注目を集めるも、Googleマップ評価は3.1と低迷。駐輪場や動線の不備へ飛ぶ厳しい声は、画一的な開発への警鐘か。2030年の全面完成に向け、下町の情緒と商業の合理性をいかに両立させるか、その成否を検証する。

案内表示の不備と施設内の課題

筆者が撮影した写真(画像:宮田直太郎)
筆者が撮影した写真(画像:宮田直太郎)

 当該施設の入口は左右にふたつ設けられている。しかし一方は「MARK IS」と「金町自動車学校」、もう一方はヨークフーズの看板となっており、初めて訪れた人には

「スーパーなのか、商業施設なのか」

判断しにくい状況である。この点は「MARK IS」という名称を地域に広く知ってもらう面でも不利に働く可能性がある。

 エスカレーターの位置もわかりにくい配置となっている。1階から2階、2階から3階へ上がる動線が同じ位置にない場合があり、上階への移動に手間がかかる。また、商業施設でありながらひとり用のエスカレーターも見られ、セール時などには混雑が発生しやすいと考えられる。

 3階にはガチャガチャの売り場もある。限られた空間を活用したものといえるが、同じフロアに2か所設けられている。このため、店舗誘致が十分に進まなかった区画をガチャガチャで補っている可能性もある。こうした形で空き区画を活用する例は全国の商業施設でも見られる。

 ここまでの内容は筆者の印象であるが、「MARK IS葛飾かなまち」に対するインターネット上の評価も高いとはいえない。実際、2026年5月22日時点のGoogleマップの評価は

「3.1」

であり、他の「MARK IS」ブランドの商業施設と比べても低い水準にある。みなとみらいは3.9、静岡は3.8、福岡ももちも3.9となっている。

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