パナソニックG、ビジネス向け施設「カスタマーエクスペリエンスセンター」をリニューアル 物流現場の課題を再現
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展示エリアを特に拡充

サプライチェーンのDX支援を手掛けるパナソニックコネクト(東京都中央区)は2022年5月24日、カスタマーエクスペリエンスセンターのリニューアルを発表した。
カスタマーエクスペリエンスセンターは同社のビジネス向け施設で、一般公開は行っていない。センター内は
・プレゼンテーションエリア
・展示エリア
・共創エリア
の三つで構成されており、リニューアルにあたり展示エリアを特に拡充。利用者のエクスペリエンス(体験)を向上した。
プレゼンテーションエリアでは、注目分野の市場動向や事例などのプレゼンテーションを用意。同車ならではの映像・音響機器システムで、プレゼンテーション内容に集中できる没入感の高い体験を味わえる。
展示エリアでは、サプライチェーンをはじめとした現場で課題が起こるシーンを再現し、エクスペリエンスを向上。課題を解決するためのセンシング、人工知能(AI)画像解析などの要素技術のデモンストレーションも用意し、具体的な課題解決のイメージにつなげやすい作りとなっている。
特に、サプライチェーンマネジメントの領域にこれまで以上に重点を置き、パナソニックコネクトが2021年7月に発表した、
・造る(製造)
・運ぶ(物流)
・売る(流通)
領域のSaaS型業務アプリケーション群「現場最適化ソリューション」における、同社の課題解決アプローチ(可視化、標準化、最適化)を体感できる。なお、サプライチェーンの最新ソリューションを体感できるデモンストレーションは、この分野で最先端のものだ。また、店舗のバックルームや店頭、物流現場で課題が起こるシーンを再現し、利用者と経営課題を論議することが可能となった。
共創エリアは開放感があり落ち着いた空間で、周りを気にせず、共創のディスカッションに集中できるようになっている。