トラック運転手のオアシス「トラックステーション」閉鎖相次ぐ ネット通販需要&ユーチューバー熱視線も、一体なぜなのか

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トラックドライバーの休憩や宿泊、情報収集などのための施設「トラックステーション」。しかし、2010年代後半ごろから閉鎖する施設が相次いでいる。一体なぜか。

物流倉庫とのドッキングも?

岡山県岡山市にある「岡山トラックステーション」(画像:(C)Google)
岡山県岡山市にある「岡山トラックステーション」(画像:(C)Google)

 現在の状況を考えると、利便性の面でも高速道路上のSAがTSの役割を担っていくべきという声がある。確かにその通りで、最も現実的な選択肢と言えるだろう。

 すでに、SAはトラックドライバーのための機能をある程度は付帯している状況で、それ以上の対応がどこまでできるかは不明瞭である。SAは一般の利用者も多く、近年は一般利用者対象の商業施設開発を拡充する方向性にある。国が総合的な指針を打ち出し、SAでの施設整備の後押しをしていく必要があるかもしれない。

 トラックドライバーの支援施設は民間開発ということも考えられる。1990年代の商業開発の花形業態のひとつであったロードサイド大型店も、地方マーケットの縮小・高齢化の進展、業態自体の魅力の低下などによって、撤退する店舗が増えている。

 現在の原油高騰から、今後ロードサイドへの足がさらに遠のいていく可能性もある。かつてガソリンが高騰した際には、やはり車での外出が控えられ、ロードサイド店舗は大きな打撃を受けた。

 現在もすでに、主要幹線のロードサイドやインターチェンジ付近では商業施設開発よりも物流倉庫開発の方が優位になっており、物流が活発な立地では物流倉庫とトラックドライバーの支援施設を開発するという選択肢があるかもしれない。

 これから数年後にはTSはなくなっている可能性もある。興味のある人は今のうちに立ち寄ってみてはどうだろうか。

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