転生したら「ハイエース」だった件
1967年誕生以来、物流や人員輸送など日本経済を支えてきたハイエース一族。20代目まで進化し、国内小型貨物車市場で培った多用途性と耐久性を次世代モデルにどう継承するのか、ジャパンモビリティショーで公開されたセミボンネット型コンセプトに注目が集まる。
ついにお披露目された新型のハイエース

トヨタ ハイエースのファンはもちろんファンでない人も、新型ハイエースの誕生を待ち望んでいたところだった。ついに、2025年の10月から11月にかけて開催されたジャパンモビリティショーで、コンセプトモデルが公開された。
形状がセミボンネットタイプとなっており、なかにはがっかりした人もいるのではないだろうか。衝突安全性能を考えると、ボディの前面と運転席が近いキャブオーバーは、時代遅れなのかもしれない。キャブオーバーのメリットは、ボンネットがないだけ車室が長くとれることだ。
4ナンバーの規格に収めるならば、ボンネット分だけ車室が狭くならざるを得ない。その分、床面を低くしてフラットにする、Bピラーをなくしてガバッと開くようにするなど工夫されている。リアの窓を明りとり程度に小さくしたのも、商用車であることを意識した結果だろう。
ジャパンモビリティショーの展示車はあくまでもコンセプトであるが、日本の小型貨物車を代表してきたハイエース一族の末裔として誕生することを祈っている。