転生したら「ハイエース」だった件
1967年誕生以来、物流や人員輸送など日本経済を支えてきたハイエース一族。20代目まで進化し、国内小型貨物車市場で培った多用途性と耐久性を次世代モデルにどう継承するのか、ジャパンモビリティショーで公開されたセミボンネット型コンセプトに注目が集まる。
日本ではハイエースではなかった六代目ハイエース

ハイエース一族は、他のトヨタの車種と同じように海外で活躍している。しかし、国内で活躍している吾輩たちとは少し事情は異なる。
現時点において国内で販売されている吾輩たちは200系といい、海外の親戚は300系という。200系、300系というと新幹線みたいだが、四代目が100系となる。200系は、エンジンの上に運転席があるキャブオーバーというタイプで、前面が切り立っている。
一方、300系はエンジンが運転席より前にあるセミボンネットタイプであり見た目が全く異なる。どちらかといえば、ハイエースというよりアルファードのような印象を受ける。実は、この300系が六代目とみなされており、すでに吾輩の子孫が誕生している。国内は吾輩たち五代目、海外は300系の六代目と変な感じだ。ちなみに、かつて300系をベースとしたトヨタ グランエースが販売されていたが、2024年4月をもって生産を終了している。
六代目は、日本国内ではハイエースではなかった。200系と300系の違いを挙げればきりがないが、そもそもボディサイズが異なる。グランエースは、全長5.3m、全幅1.97mであり、残念ながら日本の小型貨物車ではない。