現役女子大生が思わずどハマリした「自動車競技」 知ってる人は知っている「フィギュア」って何?

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華々しいイメージのある自動車競技。しかし、ちょっと地味な「フィギュア」という競技もある。大学4年という限られた期間を懸け、自動車部員たちは挑戦を続けている。

フィギュア競技で得られるモノ

 フィギュアによって身に付く技能とは何か。「駐車場にバックで止める技術が上がるくらいしか魅力がない」などと自虐的に言われることもあるが、実際に培われる力はそれだけではない。

(1)体力

 フィギュアは真冬・春先のシーズンに行われることが多い競技だが、選手は全員半袖を着て競技に参加する。袖が短い方が無駄のないハンドル裁きができるためだ。

 寒さに動じない体力を付けるためにトレーニングを重ね、最終的にはハンドルを回すことでだんだん汗をかくほど熱くなる。

(2)ピンチ時の最善な対処方法

 競技中に、どう車を動かしてもコースの白線を踏んでしまう場面に遭遇する。その際に「今自分がどう動けば良いのか」を瞬間的・反射的に考える力が身に付く。

 これは日常生活でも生かせ、困ったことがあっても何をするべきかいったん頭の中で整理できる冷静さや精神力が培われる。

(3)気合い

 フィギュアのコース上にある駐車場所「確認」にタイヤを入れた際は「はい!」と大きな声で掛け声をすることがルールになっている。こんなに大きな声を出したことがないくらい、ありったけの力で発声する。

 大きな声を出すことはストレス解消効果があるのに加えて、気い合を再確認することができる。

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