ハイウェイオアシスは「沿線」を本当に活性化できるのか? 25日「川口」オープンで再考する

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「川口ハイウェイオアシス」が4月25日、首都高川口線にオープンした。建設省の事業名に由来しており、現在全国に23か所存在している。

全国に23か所存在

埼玉県川口市にある川口ハイウェイオアシス(画像:首都高速道路サービス)
埼玉県川口市にある川口ハイウェイオアシス(画像:首都高速道路サービス)

「川口ハイウェイオアシス」が2022年4月25日、首都高川口線にオープンした。ハイウェイオアシスとは、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に接続し、高速道路を出ることなく、公園などの潤いスペースを利用できる施設のことだ。

 今回オープンした川口ハイウェイオアシスは首都高初のハイウェイオアシスで、川口市が運営する公園「イイナパーク川口」と一体化している。ハイウェイオアシスは現在、全国に23か所存在している。なぜ、このような施設が作られ続けるのか。

 ハイウェイオアシスは、建設省(現・国土交通省)の事業名に由来している。その歴史は古く、最初の事例は1990(平成2)年に北陸自動車道にできた徳光PA(石川県白山市)だ。

 当時はハイウェイオアシスという言葉はまったく認知されておらず、ほとんど使われてない。業界紙『流通サービス新聞』1992年4月21日付では、徳光PAの施設の充実を取り上げているが、そこでも

「高速道路のサービスエリア(SA)が変わりつつある」

とあり、ハイウェイオアシスという言葉は使われていない。ただ、徳光PAの開業時期には各地でハイウェイオアシスの建設を目指す動きが始まっている。